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CLによる目の病気(閲覧注意)

 

角膜上皮障害
レンズ装用時間が長すぎて角膜に負担が生じたり、レンズの汚れなどによって角膜上皮にキズがついたり、上皮細胞が剥がれたりします。上は瞳孔、下は白目、
中央の白っぽい点状が上皮障害(出典 日本コンタクトレンズ協会 コンタクトレンズによる目の病気 )

「【角膜潰瘍】21歳の女性。SCLの装用によって角膜炎を起こし、何度も眼科医にSCLの中止を勧告されましたが、無視し角膜潰瘍を発症しました。矯正視力は0.04。
(慶應大学医学部眼科 宇津見義一講師提供)」
 出典 日本眼科学会 目の病気

緑膿菌角膜潰瘍
角膜上皮のキズから細菌やカビなどが侵入して感染し、潰瘍を生じます。
治りにくく治っても混濁や視力障害が残る場合が多いので、十分な注意が必要です。角膜中央が潰瘍(出典 日本コンタクト協会 コンタクトレンズによる目の病気)

アカントアメーバ角膜炎
汚れた淡水や土の中にいるアカントアメーバ(原生生物)がレンズなどについて目に入り、
角膜上皮にキズがあると侵入して感染します。非常に治りにくく、視力障害が残る場合が多いので、
十分な注意が必要です。
(出典 日本コンタクトレンズ協会 コンタクトレンズによる目の病気),

 アカントアメーバ感染症 

「アカントアメーバによる感染性角膜炎は,本来,外傷 によるもの以外はきわめてまれであるが,近年,コンタ クトレンズに関連した感染が増加している.アカントア メーバが感染する条件として, ① 角膜上皮の欠損. ② アカントアメーバが増殖する際に 「栄養源」 として 必要な細菌の存在. ③ ステロイドなどによるアカントアメーバ増殖を阻 止する免疫反応の抑制. などがあり,これらが重なって初めて感染が成立する.」

「アカントアメーバに特異的に効果のある薬剤が開発さ れていない現在,本症の治療は大変困難である。」

(感染性角膜炎診療ガイドライン(第2版))

角膜内皮障害
長年のレンズ装用による酸素不足などにより、
角膜の内皮細胞が代謝障害で脱落し大きく変形したりします。
内皮細胞は細胞分裂せず減少しても再生しないので、細胞数がある程度以下に減少すると、
角膜が混濁したりする障害を生じます。(角膜内皮:角膜の内側(目の中の側)の表層)左:内皮障害/右:正常 (出典 日本コンタクトレンズ協会 コンタクトレンズによる目の病気)

巨大乳頭結膜炎
レンズの汚れによるアレルギーで、上瞼(上のまぶた)の裏側にある結膜が炎症を起こして充血し、ぶつぶつした乳頭ができます。かゆみがあり、目ヤニが出てレンズの装用に影響します。上まぶたをうら返したところ。
白い石垣状が巨大乳頭
(出典 日本コンタクトレンズ協会 コンタクトレンズによる目の病気)

 

一般名での処方について

後発医薬品があるお薬については、患者様へご説明の上、商品名ではなく一般名(有効成分の名称)で処方する場合がございます。

医療情報の活用について
当院は質の高い診療を実施するため、オンライン資格確認等から取得する情報を活用して診療をおこなっています。

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