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ロート クリアビジョンジュニアEX®

 「ロート クリアビジョンジュニアEX® 」は、「クロセチン」(クチナシやサフランなどの色素成分)を含有するサプリメント(クロセチン包含食品)です。

 近視の進行は、主に眼軸長の伸長の過剰によります。この眼軸長の伸長が起きるのは、主に小児期です。

 毎日2時間の屋外活動(外遊び)が近視抑制に有効なことがわかってきました。

 ですが、毎日2時間の屋外活動(外遊び)が、難しいこともあります。

「EGR-1」(「early growth response- 1」)という遺伝子の活性化が近視を抑制するとの発表

 屋外活動(外遊び)が近視を抑えるのは、屋外活動(外遊び)によって得られる「バイオレットライト」(太陽光に含まれる波長360〜400nm領域の紫色の光)であること、そして、「バイオレットライト」が近視を抑えるのは、「EGR-1」という近視を抑制する遺伝子の活性化であること、という発表があります。

出典 慶応義塾大学医学部

(「慶應義塾大学医学部眼科学教室の先行研究で屋外環境に豊富にある波長域 360-400nm の光が近視進行を抑制することを発見しました。この光を浴びると実験近視モデルで眼軸長伸長が抑制され、近視を抑制する遺伝子の一つとして知られている「early growth response 1(EGR-1)」が有意に上昇していることが確認されました(ToriiH et al. EBioMedicine. 2017)。」)

クロセチン投与は小児期の近視進行を抑制することを動物実験でなく確認したとの発表

 クロセチンが、「EGR-1」の発現を高める効果があること、さらに、クロセチンを投与すると、近視の強さを表す「眼軸長の伸長」と「屈折度数の変化」が有意に抑制されることを動物実験ではなく軽度近視の小学生69 名で確認した、との発表があります。

「クロセチン群は対象であるプラセボ群に比べ、眼軸長の伸長が 14%抑制されるとともに、屈折度数の低下が 20%抑制され、近視進行を有意(P<0.05)に抑制する効果があることが確認されました」

出典 慶応義塾大学医学部

「増加する近視に対して新たなアプローチの可能性を示唆する新発見」-クロセチンによる近視予防法の開発に期待-(慶應義塾大学医学部)

 小学生69 名での調査であり、大規模調査による統計学的証明ではありません。

「ロート クリアビジョンジュニアEX® 」

(「ロート クリアビジョンジュニアEXⓇ」は、「ロート クリアビジョンジュニア」とは異なる医療機関専売サプリメントですが、医薬品ではありません。医薬品ではないクロセチン包含食品である「ロート クリアビジョンジュニアEX® 」には、近視進行抑制の効能表示はありません。)

ロート クリアビジョンEXⓇ(ロート製薬)

慶応義塾大学医学部の研究結果と同量の「クロセチン」7.5mgが含有されています。(1日1粒) 当院でお取り扱いございます。3240円(30粒)

 

一般名での処方について

後発医薬品があるお薬については、患者様へご説明の上、商品名ではなく一般名(有効成分の名称)で処方する場合がございます。

医療情報の活用について
当院は質の高い診療を実施するため、オンライン資格確認等から取得する情報を活用して診療をおこなっています。

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